あなたの娘さんが「生理が来ていない」と話してきたら

娘さんが「生理が来ていない」と話してきたら何と答えるでしょうか。

「もうすぐ来るんじゃない?」

「今は仕事が忙しくて、病院に連れて行けない」

そう答えてしまうことも、あるかもしれません。

もちろん、親御さんにも仕事や家庭の事情があります。

「病院に連れて行ったほうがいい」と分かっていても、なかなか時間を作れないこともあるでしょう。

でも、少しだけ考えてみてください。

娘さんが「生理が来ない」と親に話したのは、

もしかしたら、身体の変化を心配しているからかもしれません。

そして何より、

「私の身体、これで大丈夫なのかな」

というSOSだったのかもしれません。

思春期の月経は、まだ周期が安定しないこともあります。

けれど、3か月以上月経がない場合には、放置せず産婦人科などで相談することがすすめられています。

月経が来ない原因は一つではありません。

体重の変化や栄養状態、運動、ストレス、ホルモンの問題、そして妊娠など、さまざまな可能性があります。

だからこそ、

「そのうち来るよ」

と大人が判断してしまうのではなく、

「心配だったんだね」

「一緒に調べてみようか」

と、まず本人の言葉を受け止めてあげてほしいと思います。

病院に行くことそのものよりも、

「自分の身体について話したとき、親はちゃんと聞いてくれた」

という経験が、子どもにとって大切な安心になることがあります。

忙しい毎日の中で、すぐに受診できないこともあるでしょう。

それでも、

「後でね」ではなく、

「教えてくれてありがとう。どうしたらいいか一緒に考えよう」

と、一度立ち止まってほしい。

子どもが出している小さなSOSを、

大人が「たいしたことない」と決めつけないこと。

それは、身体を守ることだけではなく、

「私は困ったときに、この人に相談していいんだ」

という信頼を守ることでもあると思います。

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