産む権利、産まない権利
あいのて宮崎には、妊娠に関わる相談もたくさん寄せられています。
その中には、妊娠がわかって、産むか産まないか悩んでご相談いただく方もいらっしゃいます。
みなさんは、「セクシャル・リプロダクティブヘルス/ライツ」という言葉を聞かれたことがありますか?日本語に訳すと「性と生殖に関する健康と権利」‥ちょっと難しいですね!
これは4つの言葉の組み合わせで作られているのですが…
「リプロダクティブ・ライツ」について説明すると、「産むか産まないか、いつ、何人子どもを持つかを自分で決める権利。妊娠、出産、中絶について十分な情報を得られ、生殖に関するすべてのことを自分で決められる権利」で、すべての人が持つ大事な権利なのです。
妊娠がわかって、ご自分の今後のからだやこころの健康やおなかの命の将来について、いっぱい悩んで、考えて考えて、まわりの人にも相談して、時には一人で考え抜いて、産む選択をする方も、産まない選択をする方もいらっしゃいます。
先日、宮崎県の人工妊娠中絶に関するニュースが掲載されました。
https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_72556.html
このニュースを見て、みなさん、様々な感想を持たれるのではないかと思います。
わたしたち相談員は、相談される方の権利を尊重しながら、今後のその方の健康や人生を守るにはどうしたらよいか、情報を伝え、寄り添いたいと考えています。