生理痛(月経痛)

今回は生理痛(月経痛)についてのお話しです。

皆さんは、生理痛で困っていませんか？

この痛みのもとは、「プロスタグランジン」という物質です。

この物質が、子宮の中でたくさん作られ、はがれ落ちた子宮内膜(子宮に作られる赤ちゃんを育てるためのベッド)を体の外に押し出そうとして、子宮の筋肉をギュッと縮めます。それで、腰やお腹が痛くなります。

お腹や腰をあたためたり、痛み止め(鎮痛剤)を飲んで痛みを和らげる方法もあります。

痛み止めは生理痛が強くなってからではなく、生理が来そうなタイミングで痛くなる前にのむとよいでしょう。

しかし、あまりに強い痛みや量が多いとき、生理が長く続く時、月経周期が乱れている時には病気がかくれていることも考えられます。

そのようなときは、一度産婦人科へ受診してみることをおすすめします。

迷うときには、あいのてにご相談くださいね。