産まないと決めたあなたへ

妊娠をしたけれど「中絶する」という選択の理由は、ひとそれぞれです。

妊娠がわかったら、まずは産婦人科を受診しましょう。

中絶手術は「母体保護法指定医」と認定された医師でなければできません。母体保護指定医のいる産婦人科を受診しましょう。
(ただし、受診した病院で中絶手術を受けられない可能性もあります)

受診をしたら診察をし、正常な妊娠かどうかを診断します。
正常な妊娠で、妊娠を継続しない場合は、その意思を医師に伝えます。
正常でない妊娠だった場合には、急いで手術をする必要がある場合があります(※子宮外妊娠、胞状奇胎、流産など)

人工妊娠中絶は、妊娠初期と(12週未満)とそれ以降(22週未満)とでは、手術方法が変わります。
※人工妊娠中絶について詳しくはこちらのサイトへ

https://www.jaog.or.jp/qa/confinement/ninsinshusanqa6/

医師から、中絶やその方法についての説明があります。
また、中絶する事への同意書が必要です。この同意書には、本人とパートナーの二人の同意が必要です。(20歳未満である場合は保護者のサインも必要となります)
手術に必要な検査(採血など)を行う場合もあります。

手術の日程を決めます。
手術に必要な時間は、手術の方法によって異なります。当日退院できる場合や、数日の入院が必要な場合もあります。

退院後、手術後の子宮の状態を確認するために受診が必要となります。
経過が順調であれば受診は終了となります。

以上が大まかな流れですが、医療機関によっては上記の流れが異なる場合もあります。

また、精神的に後遺症が残る場合があります。(中絶後ストレス症候群といわれる症状です)
次回は、この「中絶後ストレス症候群」についてお伝えします。

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